この冬、全4講でフランス詩を読む特別クラスを開催しました。
扱った作品は、小学生が学校で習うものからアポリネールやプレヴェールなどの近現代の詩人のものまで様々。
各回ごとにChristopheが素材を選び、文法解釈をしながらクラスを進めていく中、話は文化や歴史にも及び盛り上がったようです。
「詩」という文学の一形式のなかで、この短い言葉の端々からフランス人の気質や文化、風土も少し感じ取っていただけたのではないかと思います。イギリスのシェークスピアやドイツのゲーテとも違う、フランス文学独特の人間臭さや皮肉っぽさのようなものを詩を通して垣間見て頂けていれば、これがフランス文学に触れる醍醐味のような気がします。